アガベ チタノタ「SAD」購入と成長記録アガベ

また購入しました。今回はアガベ チタノタ「南アフリカダイヤモンド(SAD)」です。
すごい名前ですが、チタノタの仲間(選抜種)なのでしょう。購入したのは某フリマサイトです。

大きな株ですと非常に高価ですが、購入したのはもちろん手に入れやすい価格の子株(カキコかな??)。小さいなあと思いつつ、成長した姿を妄想して一人ほくそ笑んでいます。

アガベ チタノタ「南アフリカダイヤモンド(SAD)」

購入したSADは小さな子株で、乾燥した根が少しだけ付いている状態。
「また発根管理だ」と思いつつちょっと観察。

現状では、細く出ている根はほぼ乾燥していて枯れている状態です。
葉を取ってみるわけにもいかず、このままで発根管理に移行します。

2025年1月8日 発根管理開始

放置しておくわけにもいかないので早速の発根管理です。
とは言ってもいつもの通り水苔に突っ込むだけなんですが、その前に枯れ根をカットしておきました。
幸いなことに短くはあるものの1本だけ太くて白っぽい根があったので残しておきました。生きていることを期待しましょう。

発根管理中の状態が下の画像。

水苔に突っ込んであります。元々は先日の「スナグルトゥース」の発根管理に使用していたものですが、時間が経過していたので水苔を熱湯消毒してから使用しています。下の黒いのはヒートマットで、寒い日が続いているのでこれで水温30℃前後に保つようにしています。おそらくこの季節は加温しないと発根しないもしくは非常に時間がかかるのではと思っています。明け方の室温は14℃まで下がりますからね。

あと、アガベは夜に気孔を開いて蒸散をするらしいので、乾燥し過ぎないようにペットボトルを半分に切ったものをかぶせています。根がありませんからね。

夜はペットボトルをかぶせて乾燥を防ぎます。

あとは発根を松だけです。果たして何日くらいで発根してくれるか楽しみですね。

育成環境

・完全室内育成
・LED照明8時間照射(5000ルックス程度)
・水温:25〜30度

アガベ チタノタ「南アフリカダイヤモンド(SAD)」の特徴

画像参照:RAFLUM

アガベ チタノタ「南アフリカダイヤモンド」(Agave titanota ‘South Africa Diamond’)は、アガベの中でも特に人気が高く、その中でも圧倒的な存在感を誇る銘品です。アガベ愛好家からは「SAD」という略称で親しまれています。

主な特徴

  • 白く大きな鋸歯(のこぎり歯): 最大の特徴は、白く幅広くて大きい鋸歯です。これがダイヤモンドのような輝きを放ち、名前の由来にもなっています。他のチタノタと比べても、鋸歯の大きさと白さが際立っています。
  • 肉厚な葉: 葉は短く肉厚で、しっかりとした印象を与えます。葉の色は鮮やかな緑色で、白い鋸歯とのコントラストが美しいです。
  • ボール状の株姿: 成長するにつれてボール状にまとまる性質があり、整った美しい株姿になります。
  • 高級品種: その独特な外観と希少性から、アガベの中でも特に高価で取引されています。ネームド株の中でも最高級と言えるほどです。

他のチタノタとの違い

チタノタは多くの品種がありますが、「南アフリカダイヤモンド」は特に以下の点で区別できます。

  • 鋸歯の大きさ・白さ: 他のチタノタに比べて、鋸歯が大きく、より白いです。
  • 葉の肉厚: 葉がより肉厚で、がっしりとした印象です。
  • 株のまとまり: ボール状にまとまりやすく、整った形になりやすいです。

育て方

基本的なアガベの育て方に準じますが、特に以下の点に注意が必要です。

  • 日当たり: 日当たりが良く、風通しの良い場所を好みます。
  • 水やり: 乾燥に強く、水やりは控えめにします。土が完全に乾いてから水を与え、冬場はさらに控えめにします。
  • 寒さ: 耐寒性は比較的ありますが、霜には当てないように注意が必要です。

「南アフリカダイヤモンド」は、その名の通り、ダイヤモンドのような輝きを放つ、非常に魅力的なアガベです。その独特な外観は、他の多肉植物とは一線を画し、コレクションの中でも特別な存在となるでしょう。

続きます。

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