「狼人」を購入しました。置き場所がないと嘆きつつ、知らんぷりしてまた新たに購入してしまう、病気ですな。
「狼人」ロウジンと読んでいたのですが、どうも「ロンジン」と発音するのが一般的らしい。
2024年11月26日 アガベチタノタ「狼人」購入
ネットで購入したのでお安く手に入れることができた「狼人」です。
当然ですが小さい。横方向で最大6センチ位です。ただ、以前購入したハデスやシーザーよりもはるかにしっかりしている感じです。

根を見てみると乾燥はしていますが白い根も多く生きているかもしれないといった感じで状態は良い方でしょうか。更にぶっとい根が1本顔を出しています。

すぐに用土に植えても良いのかもしれませんが、念のためメネデールを規定量溶かした溶液に数日間付けておくことにしました。乾燥気味の根が復活するかもしれないと淡い期待を込めてのあくまで念のためです。

寒くなってきたので加温無しだと室温(16〜18℃)になってしまうので、ヒーターの上に置いて水温は30℃程度を保つようにしています。
2024年11月29日 狼人鉢上げ
水耕養生4日目、大丈夫そうなので鉢上げしました。
どんな感じで育っていくか楽しみです。




アガベ・狼人の特徴
ここで、アガベ・狼人の特徴について簡単に記載しておきましょう。
1. 基本情報・名称について
- 通称「狼人(ロウジン/Werewolf)」という名前で流通しており、アガベ・チタノタ(Agave titanota)系のネームド品種とされることが多いようです。 BOTANICAL ZONE ーボタニカルゾーンー+3プラントウィズ+3Plus_Plants STORE+3
- ただし、学術的に正式命名された品種としての扱いはあまり明確でなく、類縁品(近しい品種)との境界もあいまいとする見方もあります。 BOTANICAL ZONE ーボタニカルゾーンー+2プラントウィズ+2
- 育成記録などでは、「狼人=連棘(主刺から副刺まで鋸歯がつながるタイプ)」という特徴を強調する記述が目立ちます。 LIT PLANTS l リットプランツ+3プラントウィズ+3BOTANICAL ZONE ーボタニカルゾーンー+3
- また、台湾の高級品種「白嵐(はくらん)」と非常に近い形状とされ、ナーセリー(育種業者)によっては同一視する場合もある、という記載もあります。 LIT PLANTS l リットプランツ+3Plus_Plants STORE+3プラントウィズ+3
2. 特徴・見た目
狼人の特徴として、以下の点がよく挙げられています:
項目 | 特徴・備考 |
---|---|
葉・ロゼット形 | 比較的コンパクトなロゼット性。子株や若株の段階ではまだ小振りな姿。 Plus_Plants STORE+2プラントウィズ+2 |
鋸歯(こぎり歯) | 葉縁全体に太くゴツゴツとした鋸歯が広がる。主刺(先端の強い棘)から副刺(側面の鋸歯)までが連続してつながるように見える “連棘” タイプと説明されることが多い。 LIT PLANTS l リットプランツ+3BOTANICAL ZONE ーボタニカルゾーンー+3プラントウィズ+3 |
鋸歯の凹凸 | 鋸歯自体に凹凸があり、立体感が強い葉縁表現を持つとされます。 Plus_Plants STORE+2BOTANICAL ZONE ーボタニカルゾーンー+2 |
類似品種との比較 | 海王(オテロイ系品種)や白嵐と形質が近く、特に鋸歯の表現や葉縁の強さで区別されることが多いという記録があります。 BAXのきままに実生ブログ+2プラントウィズ+2 |
色・質感 | 葉は比較的硬質、また葉の表面には粉(ワックスや保護層)を持つ株もあります。 |
この品種は比較的新しく、確定的な学術情報よりも栽培者の経験・流通情報が多い点に注意が必要です。
2025年1月6日 1ヶ月経過の「狼人」
狼人購入から1ヶ月とちょっと経ちました。
暖かい室内でLED照明で育てているからなのでしょうか、毎日見てると変化に気づかないことが多いのですが写真を比べるとやはり動きはあるものです。

葉数も増えていますが、全体的に少しふくよかになったような感じです。
2025年3月11日 3ヶ月経過したアガベ チタノタ「狼人」
時間がたつのは早いですね。アガベ チタノタ「狼人」購入から3ヶ月が経過しました。
病気になることも虫に食われることもなく、調子よく成長しています。さらに葉数も増えて下の画像のようになっています。
2花月前と比較するとずいぶんと大きくなってるなあ!というのが率直な感想です。


ちょっとくすんだ緑色をしていますが、狼人はこのような色なのでしょうかね?
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