アガベ 風雷神錦の子株を購入したのでその成長の記録です。
怒雷神は実生で育てていますが、今回は風雷神の実生ではなく子苗の成長記録となります。
- アガベ 風雷神錦
- 早速植え替えました
- 2022.10.4 下葉が枯れてきました
- 2022.12.23 更に下葉が枯れてきた風雷神錦
- 2023.1.20 順調そうな風雷神錦
- 2023.4.16 葉数も増えた風雷神錦
- 2023.7.28 真夏の強光下の風雷神錦
- 2023.10.6 風雷神錦の植え替え
- 202311.12 少し成長した風雷神カキコ
- 2023.11.22 さらに少し成長した風雷神カキコ
- 2023.12.13 どことなく調子悪そうな風雷神錦
- 2024.1.7 風雷神錦を発根管理する
- 2024.1.11 風雷神錦に発根の兆候が?
- 2024.1.12 風雷神錦が発根した
- 2024.1.15 風雷神錦を再度鉢に植える
- 2024.1.28 葉を展開し始めた風雷神錦
- 2024.3.6 今日の風雷神錦
アガベ 風雷神錦
自宅からほど近い(といっても車で15分はかかる)ホームセンターに買い物に出かけた際、多肉植物コーナーにて「風雷神錦」を発見。
購入するかちょっと迷いましたが(置き場所がない…)結局購入。
本来購入するはずだったものがなかったので、単なるアガベの購入となってしまいました。
初の斑入りアガベ
購入したのは下の画像の風雷神錦です。斑入りのアガベを購入するのは初めてだったのでちょっとうれしいです。
このカウボーイのイラストをあしらった銘板が差してあるサボテンはよく見かけるのですが、最近はアガベにも進出しているようです。
購入価格は…699円、税込で768円というお手頃価格。
そのせいなのか、どことなくダラ〜ンと間延びしたようでくたっとした感じも受ける風雷神錦です。
おそらく、ホームセンターの薄暗い売り場でしばらく置かれていたのだろうと思っています。
葉先のトゲはほとんど折れているし、ホームセンタークオリティなのは否めませんが、これからきちんと育成すれば問題ないだろうという所です。
早速植え替えました
購入した風雷神錦ですが、斜めに植えられてどことなくグラグラして頼りない状態で、見た目もなんとなくダラ〜ンとしています。このまま放っておくのもかわいそうなので即植え替えてしまいました。
鉢から抜いてみた
植えられていた鉢から風雷神錦を抜いてみました。下の画像はその時の状態です。
根はたくさん生えているのですが、なぜだか鉢土の上三分の一に集中してとぐろを巻いているといった様子でした。何だか小さい鉢に植えられていたものをそのまま大きい鉢に植えてしまった(鉢増し?)といった印象を受けました。
目で確認した範囲ではカイガラムシなどの害虫も皆無で腐ったような様子もなく至って健康な株のようでした。
植え替え時は小さな株にあまり負担をかけるのも良くないと思いましたので、根はあまりいじらずにほぐして広げるだけにとどめておきました。。
何はともあれ、いつもの手順であらたに植え替えた風雷神錦です。
植え替え後たっぷりの水で微塵落としと害虫予防としてベニカファインスプレーXを拭きかけておきました。
この状態で2〜3日は明るい日陰で過ごさせたあと徐々に日光に慣らしていくことになるでしょう。
季節も秋に向かい気温も落ち着いてきてアガベの成長期です。今のうちに冬を越せるだけの体力を付けさせてあげたいですね。
2022.10.4 下葉が枯れてきました
9月5日に我が家に迎えてから1ヶ月あまり経った風雷神錦です。
さすがにひと月ではあまり変化はありませんが、向こう側の下葉が黄色くなって枯れ始めてきています。
晴れた日はバンバン直射日光に当てていたので葉焼けするんじゃないかと気にはなっていたのですが杞憂だったようです。が、なんだか購入時に比べて斑が薄くなってきているような気がします。斑がなくなったらに錦と呼べなくなってしまうし気がかりです。
どうなっていくのでしょう、風雷神錦??
2022.12.23 更に下葉が枯れてきた風雷神錦
風雷神錦の購入から早くも3ヶ月半たちました。
更に下葉が枯れ込んできていますが反面新しい葉も数枚展開してくれています。
寒さも厳しい季節なので現状は室内でLEDライトでの育成となっています。
2023.1.20 順調そうな風雷神錦
年が明けて風雷神錦購入から4ヶ月、ひと月前に比べて下葉が更に枯れ込んでいますが、成長点付近では葉が2枚ほど展開してきています。1月で2枚なので1年で12枚なんでしょうか。
2023.4.16 葉数も増えた風雷神錦
購入後約8ヶ月、前回から約3ヶ月、4月に入って順調に成長中の風雷神錦。葉数も増えているのですがその形も幅広になって徒長気味の長くダラッとした風貌からは抜け出すことが出来てきたような感じがします。光は強めの方が良さそうですね。
成長は…ゆっくりめですね。長いスパンで見て「気がついたら葉数が増えてるな!」と気づく感じです。
光量
気温も上がってきたので晴れた日は屋外で日光浴(直射日光をバンバンあててます)をさせ日没後は屋内でLEDライト照射をしています。
今のところ葉焼けもせずに綺麗に成長していると思います。
水やり
水やりは用土が乾いたら適宜与えるようにしています。
2週間毎とかではなく、様子を見つつ適宜適量(どの位が適量なのかは??ですが)を与えるといった感じです。どちらかといえば乾燥気味にしていますね。
2023.7.28 真夏の強光下の風雷神錦
真夏の強烈な直射日光にもめげず風雷神錦は特に葉焼けもせず成長中。というか調子よさそう。
強い光に当て続けているせいか葉先のトゲも太くなってきたような感じがします。
ちょっとかっこ良くなってきた感じのする風雷神錦で、購入時のひょろひょろ感はすっかり消え失せています。
暑い季節の水やり
最近の悩みは「水やりのタイミング」
水やりは日差しが傾いてきた夕方4時以降にやるようにしているのですが、翌日はまだ濡れたままなので直射日光による高温で蒸れたりしないのか?煮えちゃうんじゃないか??などなどちょっと心配の種は尽きません。
今のところ異常はないのですが、本当に大丈夫なのか?は謎のままです。環境に慣れてくれているのか、はたまた「この暑いのに冗談じゃねえなあ」とか思いながら耐えているのか…。
2023.10.6 風雷神錦の植え替え
順調に成長してくれている風雷神錦、葉数も増えてきてかなり大きくなってしまい「鉢が小さいんじゃね?」ということで、寒くなる前に植え替えてしまうことにしました。
鉢から風雷神錦を抜いてみたところ、かなりの根鉢になっていました。
どこからほぐしていこうか悩みますね。
悩んでいても進まないので適当に引っ張ったりほぐしたり切ったりで、枯れた下葉の処理も行った結果、下の画像のような姿に。結構根を減らしたので枯れることはないとは思うけど大丈夫かな?
あとは新しい鉢に植え替えるだけです。鉢は13cm直径のものを使用、ちょうど良い大きさでした。
この状態で2〜3日日陰で養生、そのあとたっぷりと水やりです。
1〜2年はこの状態で置いておけるでしょう。
風雷神錦の子株
風雷神錦を鉢から出したとき根元に小さな子株が生えているのを見つけました。下葉の蔭に隠れていたようです。
根を傷つけないように外すことができたので別の鉢に植えてみました。
小さな風雷神錦、このまま成長してくれるとウレシイですね。
202311.12 少し成長した風雷神カキコ
小さな子株をカキコして1ヶ月、どうやら根付いてくれたようです。
ここまで室内・LED照明で水を切らさないように注意してきた甲斐がありました。ここまでくればあとは手入れをしながら気長に成長を見守ればよいでしょう。
2023.11.22 さらに少し成長した風雷神カキコ
10日ほど経過しましたが、カキコは順調に少しずつ成長しています。中心の葉が一回り大きくなっています。
拡大してみると、ハッキリとはしませんが親株のように斑が入っていそうです。
2023.12.13 どことなく調子悪そうな風雷神錦
植え替えから2ヶ月と少し経過した風雷神錦、このところいたって調子悪そうで困っています。
どこがというかなんというか、下葉が数枚枯れ始めて一回り小さくなってしまった感じがします。さらに下葉が枯れた影響なのか、株そのものもぐらぐらしている感じがして植え替え後あまり根張りがうまくいっていないのかなぁといった感じです。植え替え後あまり養生させずに直射日光に当てたのがいけなかったのかもしれません。不注意でした。
さて、どうするのが一番良いのか?
季節外れだがもう一度植え替えてリスタートした方が良いのかこのまま様子見した方が良いのか思案中です。
2024.1.7 風雷神錦を発根管理する
新年早々ですが、調子を落としていた風雷神錦は相変わらず調子悪そうな顔つきをして成長もせず下葉を枯らしています。外見は12月13日のままで葉を展開するでも無くじっと立ち止まっているといった趣です。
これではいつまで待ってもラチがあきそうにないので、季節外れではありますが様子を見ながらの植え替えをしてみました。これで元気になってくれれば良いのですが、さて…。
風雷神錦を鉢から抜いてみると
まず現状はどうなっているのかと風雷神錦を鉢から抜いてみました。
状態はと言うと、先の植え替えの時と変わってないですね。つまり新しい根は全く出てこなかったと言うことになります。どうりで元気が無いはずです。ほとんどが枯れ根なので水やりをしても吸えないので成長するはずがありません。
葉を触ってみてもみずみずしさは少しも感じられず、生気の無いカサカサの乾燥状態といったところで水を吸えないのですから「カサカサにもなるよな」としばし感慨にふけってしまいました。
さて、この状態をどうやって改善したら良いのかあれこれ考えたのですが、このまま植え直して良くなるとはとても思えなかったので根を一気に整理して新しい根を出してもらうことにしました。
やったことと言えば
- 枯れた下葉を全て取り除く
- 古い根も全て取り除く
- 主根のまわりの整理
- 水耕にて発根を待つ
です。
下葉を取り除く
しおれて枯れた葉は残しておいてもカビが生えたりする事もあり益がないのですべてとりさります。
根を取り除く
枯れ根は必要ないので思い切って根元でカット、全て捨てます。
主根のまわりの整理
主根のまわりに残っている茶色の木の皮のような部分をキレイに取り去って白い部分を露出させます。
茶色い皮は発根の妨げになるそうです。とはいってもどこから根が出てくるかはわかりませんがね。
水耕にて発根を待つ
今回は水苔は使わず水耕で発根させてみます。透明なカップを使っているので発根確認がしやすいというメリットがあります。発根すればですが腐ってもすぐにわかりますよね。
下手な植え替えでこじらしてまった風雷神錦ですが、これで復活してくれるでしょうか。
手遅れだったりして…。
カキコは元気に成長中
親株の苦難を横目に風雷神錦のカキコは順調に成長してくれています。
11月22日と比べると葉数も増えてひとまわり大きくなっているのがわかります。
2024.1.11 風雷神錦に発根の兆候が?
風雷神錦の発根管理を始めてから4日経過で少し変化が見え始めました。
下の画像のように風雷神錦の根元から4日前にはなかった白い突起が複数確認できます。
その上に見える緑がかった突起はおそらく子株のさらに赤ちゃんだと思われます。
とにかくはじめはこの突起はなかったので新しい根の兆候と考えて間違いないでしょう。
水耕の管理状況
水にはメネデールを規定量添加し2日程度で全量交換、水温は28〜29℃で夜間の水温低下を防ぐために小さなシートヒーターを使用しています。
下は使用中のシートヒーター。本来は爬虫類用なんですが、28cm角で20℃~50℃まで温度調節もでき価格も手頃の優れものです。
多少濡れても大丈夫だし使い勝手は良い方だと思います。耐久性は不明です。
2024.1.12 風雷神錦が発根した
昨日、発根の兆候を見せた風雷神錦ですが、1日経過で驚異の成長を見せてくれました。
昨日は株元に白い膨らみが見え「ひょっとして根かな?」位だったのですが、今日は画像のように10ミリ位のしっかりした根が出ています。しかも4本も!
ここまでくれば発根管理成功でしょう。水温を上げたのが良かったのかメネデールのおまじないが効いたのかわかりませんが、発根してくれたことは素直にウレシイです。
あとは今しばらくこのまま根を伸ばして適当なところで鉢植えに戻すことになるでしょう。
2024.1.15 風雷神錦を再度鉢に植える
発根管理を初めて8日が経過しました。風雷神錦はその後も順調に根を伸ばし現在は6センチほどになっています。本数も増えて全部で6本になっていました。
ここまで来れば鉢に植え替えても大丈夫だろうということで再度の鉢上げをしました。
使用した鉢は直径10センチ程のスリット鉢。
植え替え手順はいつもと同じなので省きますが、下が出来上がりの風雷神錦となります。
枯れた下葉を数枚取り去ったため植え替え前より一回り小さくなってしまった風雷神錦です。元の大きさに戻るには時間がかかるだろうなぁ。
2024.1.28 葉を展開し始めた風雷神錦
風雷神錦を鉢植え直してから早くも2週間ほどが経過しました。
2週間で起こった変化はというと、
- 根張りが進んだのか株のぐらつきがなくなった
- 葉が展開し始めた
といったところです。
下の画像の赤い矢印がさしている葉、2週間前と比較すると少し開いて展開し始めているのがわかります。
そんなこんなで今のところは順調に成長を再開したと思って間違いないようです。
植え替えの失敗からとんだ回り道をしてしまいましたがホッと一安心です。
2024.3.6 今日の風雷神錦
再度の植え替えから1ヶ月半ほど経過した風雷神錦の姿です。
真冬の植え替えでしたが室内で環境を整えてはいるので
植え替え以降は概ね順調に推移してくれていまして少しづつですが元の姿に戻りつつあるようです。
風雷神カキコも順調に成長中
カキコはどうなったかというと、こちらも順調に成長してくれています。
少しですが親株の風貌が出てきたように感じます。
続きます。
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