アガベ チタノタ スナグルトゥースの購入と成長記録

「アガベ チタノタ スナグルトゥース」とうとう買ってしまいました。
以前から「ひと株欲しいなぁ…」とは思っていたのですが、いかんせん手の出せる価格ではなく指をくわえてみていたのですが、最近は価格が下がってきているようでお手頃価格の子株を見つけたので即購入でした。今回はオンラインです。さすがにホームセンターには置いていませんからね。

アガベ チタノタ スナグルトゥース

狼人海王小島白刺と立て続けに購入してきましたが、今回購入したのは「アガベ チタノタ スナグルトゥース」、下の画像です。
同梱されていたネームプレートには「暴牙」との表記がありました。期待が膨らみます。

スナグルトゥース子株

横幅4cm位と小さいです。あと、根はほぼ無しなので発根管理からとなります。
赤が強いのはストレス色なんでしょうかね?

スナグルトゥースはなぜ高いのでしょうか?

最近はそれほどでもなくなった感のあるスナグルトゥースの価格ですが、他のアガベと比較するといまだに高価であることに変わりはありません。

アガベ・スナグルトゥースが高価である主な理由

スナグルトゥースが高価で取引されている理由には以下のような要因が考えられそうです。

  • 希少性
  • 独特の美的価値
  • 多肉植物コレクターからの強い需要

斑入りという遺伝的な特性、成長の遅さ、そして自然界での限定的な分布が希少性を高めています。また、鮮やかな斑入り模様と特徴的な鋸歯という他に類を見ない外観が、多くの愛好家を魅了しています。とにかく美しさを感じるアガベですからね。

市場における取引価格は高水準で推移しており、専門家やコレクターからの評価も非常に高いアガベです。類似品や誤ったラベルの可能性には注意が必要ですが、アガベ・スナグルトゥースは今後も多肉植物の世界で貴重な存在であり続けるのではないでしょうか。

2024.12.14 水苔で発根管理

さて、発根管理どうしようと思いながら用意したのは水苔。
水耕・土耕・水苔と発根管理の方法は色々ありますが、今回も水苔を使用した発根管理にしました。
ふやかして水苔に根無しのスナグルトゥースを刺しておくだけというお手軽さ。実績もありますので今回もチョイスです。

やり方はごく簡単です。(これが最善かは別の話ですが)

  1. 水苔と適当な器を用意
  2. 水苔をふやかす(あまりすすめられない方法みたいですが時間短縮で熱湯を使いました)
  3. 器に水苔を詰め込む(スカスカではなく多少ギュウギュウ詰めになるようにします)
  4. 水苔の上部にヘコミを作りそこへ子株を突き刺す。
  5. 水を適量追加する(メネデールでおまじないしておきます)

こんな感じで材料が用意できれば15分とかかりません。お手軽です。

あと、枯れて不要な根を整理したり、枯れた下葉を状況により取り除いたりもします。今回も一番外側の枯れていた葉を1枚取りました。根元もキレイになるので可能ならば枯れ葉は取り除いた方が良い気がします。

あと、今は冬で水温も下がってしまうので加温目的でシートヒータを使います。水温は30℃前後でキープしています。水温が低いとなかなか発根しないのでね。

出来上がりはこんな感じ。

スナグルトゥースの発根管理状況

これで水温というか水苔の温度を30℃位に保って…調子が良ければ数日で動きがあるはずです。
はずです。というのは、発根するかしないかはスナグルトゥース次第なので何とも言えんのです。
あとは祈るのみ。

アガベ チタノタ「スナグルトゥース」の特徴

アガベ チタノタ「スナグルトゥース」は、その名の通り、牙のような鋭く突き出した鋸歯が特徴的な品種です。チタノタの中でも特に人気が高く、コレクターの間では「暴牙」とも呼ばれています。

スナグルトゥースの特徴

画像参照:RAFLUM
  • 鋭く突き出した鋸歯: 葉の縁に鋭く白い鋸歯が不規則に生え、まるで動物の牙のように突き出しているのが特徴です。
  • 斑入り品種: 葉に斑が入る品種で、斑の入り方によって個体差が大きく、それが魅力の一つです。
  • 強健な性質: 斑入り品種でありながら、他の斑入り品種に比べて丈夫で育てやすいという特徴があります。
  • 成長速度: 成長は比較的遅く、じっくりと鑑賞できる品種です。

スナグルトゥースの魅力

  • 独特のフォルム: 他のチタノタ品種とは一線を画す、その独特のフォルムが魅力です。
  • コレクション性: 斑の入り方や鋸歯の形状など、個体差が大きいため、コレクション性も高い品種です。
  • 強健さ: 斑入り品種でありながら丈夫なため、初心者でも育てやすいという点も魅力です。

育て方

  • 日当たり: 日当たりの良い場所で管理しましょう。日光不足になると徒長してしまい、締まりのない株になることがあります。
  • 水やり: 乾燥気味に管理しましょう。特に冬場は控えめな水やりが大切です。
  • 耐寒性: ある程度の耐寒性がありますが、霜が降りるような場所では冬越しに注意が必要です。

その他

  • 流通量: 比較的流通量が多く、入手しやすい品種です。
  • 価格: 価格は個体の大きさや斑の入り方によって大きく変動しますが、他の品種に比べて高価な傾向にあります。

まとめ

アガベ チタノタ「スナグルトゥース」は、その独特のフォルムと強健な性質が魅力の品種です。斑入り品種でありながら丈夫で育てやすく、初心者にもおすすめです。そのワイルドな見た目は、多くのアガベ愛好家を魅了し続けています。

これは本物かな?

子株と画像を見て判断するに「これは本物だろう」とは思っていますが、本物だったらうれしいですね。

こうなれば良いのですがね…
育成環境

・完全室内育成
・LED照明8時間照射(5000ルックス程度)
・水温:25〜30度(夜間は16℃位まで下がる)
・水やりは適宜(今のところ多め)

2024.12.19 スナグルトゥースの発根状態を確認

発根管理を始めてから1週間、スナグルトゥースは発根したのでしょうか?
恐る恐る水苔から抜いてみたところ…

おお、発根してる!!

1週間でここまで発根しているとは少々驚きです。よくやったね、スナグルトゥース。

今日は曇天で寒いので植え替え(鉢上げ)は明日としました。
良かった良かった!!

2024.12.20 スナグルトゥースの鉢上げ

先日発根していることを確認したアガベ・チタノタ「スナグルトゥース」鉢上げしました。
保温していたとはいえ寒い時期にもかかわらずけなげにも発根してくれたスナグルトゥースに敬意を表します。

鉢上げしたアガベ・チタノタ「スナグルトゥース」
上から見たところ
育成環境

・完全室内育成
・LED照明12時間照射(35000ルックス程度)
・室温25〜30度
・水やりは適宜

2025年2月1日 40日経過

鉢上げから40日経過しました。
スナグルトゥースは今のところ順調に成長しているようです。
様子を見ると、1ヶ月で1枚葉が展開している感じです。
成長が早いのか遅いのかわかりませんが、成長しているので良しとしておきます。

2025年3月28日 3ヶ月経過したスナグルトゥース

早いものでスナグルトゥースの育成を始めてか3ヶ月が経過しました。
現在の姿が下の画像です。

順調に育ってはいますが、成長速度は斑入りだからなのか遅めですね。

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