またアガベの子株を購入しました。今回はアガベ・チタノタ「シーザー」です。
シーザーの発根管理から始める成長記録です。
白鯨・ハデスときてついにシーザーにも手を出してしまいました。
2024.1.8 アガベ・チタノタ「シーザー」子株購入
購入したのはアガベ・チタノタ「シーザー」の子株(カキコかな?)1株。
今回もメルカリにて購入です。
アガベ・チタノタ「シーザー」は鋸刃部分はゴツゴツとしたテクスチャが表れ、刃の1本1本が長く数が多めで激しくうねっているので、結構個性的な顔つきが特徴なのだそうです。いまだに大株のシーザーを見たことはないのですが、さぞカッコ良くなるのではないかと期待は高まりまくります。
今回もペットボトルで到着
あまり気にしていなかったのですが、ハデス君や白鯨と同じ販売者だったようで今回も第4種郵便で到着です。もちろん中身が丸見えのペットボトルで。ホントに丸見えだわ。
ここ数日、気温が低い日が続いていたので心配していたのですが、中のシーザー子株も無事なようでひと安心です。
アガベ・チタノタ「シーザー」子株も根が無い
今回購入したシーザーもカキコなのか根は全くない状態です。この子も少々傷みのある株だということでお安く購入できたのですが、うまく発根してくれるかどうか期待半分不安半分といったところです。
上の画像、購入したしたシーザー子株ですが見れば見るほどひょろっとした細身で「虚弱」に見えてきます。あと、葉も少ししわが寄っていてあまり新鮮さが感じられません。
発根するかなぁ???
シーザー君の発根管理
ハデスの時と同じように下葉を取ろうと思ったのですが、葉が4枚しかないので一番外側のカラカラに乾いてしまっている1枚だけ取り除いておきました。葉が3枚残っているので大丈夫でしょう。
今回も水苔使用
準備ができたシーザー君は、ハデス君・白鯨君と同じように水苔を用意してそこに突き刺しておくだけです。水苔で腰水と言った感じの発根管理になります。いままでこれでうまくいったので今回のシーザー君も期待を込めて同じ方法でやってみます。
あとは夜間にペットボトルをかぶせて湿度を確保することと風雷神錦と同じようにシートヒーターを使って水温保持(30℃位)することで、これだけやっておけばなんとか発根してくれるんじゃないかとちょっと期待しています。それにしてもひょろ長いな…。
アガベ・チタノタ「シーザー」の特徴
アガベ・チタノタ「シーザー」は、非常に魅力的な多肉植物です。
以下にその主な特徴をまとめてみました。
- 色合い:明るいブルーグレイのボディ。
- トゲ:真っ白なトゲがうねうねとまとわりつき、その白い鋸刃部分はゴツゴツとしたテクスチャが表れ、刃の1本1本が長く数が多めで激しくうねっています。
- 成長:成長も速く育てやすいアガベとされています³。
- 耐寒温度:-5℃程度まで耐えられます。
これらの特徴から、アガベ・チタノタ「シーザー」は個性的で、見た目にも強い印象を与える植物と言えます。ただし、植物の育て方はその環境や管理方法によりますので、具体的な育て方については専門の園芸書やウェブサイトを参考にすることをお勧めします。それぞれの植物が最適な環境で育つように、適切なケアが必要です。
2024.1.18 アガベ・チタノタ「シーザー」発根しました
発根管理を始めてから早いもので10日経過しました。シーザー君は水苔の上に鎮座したまま変化もなくたたずんでいます。
「10日も経ったんだ、もうそろそろ発根してるんじゃね?」と思いつつ、シーザーをそっと水苔から引き抜いて確認してみたところ…
おお、発根してる!!
まだ5ミリくらいの小さな根が外に向かって飛び出しています。
ちょっと向きが悪くて見にくいので拡大してみたところ、確かに根が生えてきています。
なんだかホッとしました。このシーザー君、ひょろひょろでしわが寄っているしどこかしら疲れた感じを醸し出していたので「ダメそうだな」となかば諦めていたものでうれしさもひとしおです。アガベはやはり強靱な植物ですね。
水苔栽培継続中
発根したといってもまだまだ極小の根ですから、このままさらに水苔育成を継続中です。あと1〜2週間様子を見ながらさらに根を伸ばしてくれると鉢上げも確実にできるようになるでしょう。
2024.1.30 シーザーの発根状態
シーザーの発根を確認してから12日経過しましたので、再度発根状態を確認してみます。
水苔に植え付けてあるので抜いてみないと状況がわかりません。慎重に水苔から抜いてみると12日前とは比べものにならないほど長い根が出現していました。どうりで水苔から抜きにくかったはずです。
12日前はごく短い根が顔を見せているだけでしたが、5センチを越える根が1本とそれより細い複数の根が確認できます。葉のシワもなくなったようで元気そのものです。
シーザーの鉢上げ
ここまで来ればもう大丈夫とシーザー君の鉢上げをしました。
鉢は白鯨やハデスで使用した3Dプリンターで作成した寸胴なスリット鉢を使ってみます。直径80mmくらいですのでちょうど良い大きさかと思います。受け皿付きです。
植え替えはいつものようにやるだけですので、細い根を傷つけないように慎重に行っても10分ほどで終了です。
よく見ると中心部に新しい葉が顔を覗かせていました。
あとは室内育成で光・温度・水のバランスを取りながら様子を見ていくしかありません。
ヒョロッと長くて弱々しかったシーザー君、丈夫に育ってくれることを祈ります。
2024.2.21 のアガベ・チタノタ シーザー
20日ほどでどのくらい成長したのか確認してみます。
それほど変化ないのかと思いきや、比べてみるとそれなりに成長していました。
中心に顔を出していた小さかった葉が3センチくらいに成長しています。20日ですからこの程度かなと言ったところ。完全に根付いてはいるみたいです。
育成環境ですが、完全室内育成でLEDパネルライト(20000ルックス程度)12時間照射、水やりは適宜、扇風機にて24時間風を当てています。
2024.6.21 今日のシーザー君
アガベ チタノタ「シーザー」の購入から5ヶ月半、ネギのようにほっそりとしていたシーザー、たくましく成長してくれました。
今の姿がこれです。
少々徒長気味な感じもするのですが水は最低限位しか上げてないので、光量が足らないのかも知れません。とは言っても、ネギのように細〜い状態だったカキコがここまで成長したことは素直に嬉しいですね。
2024.8.16 今日のたぶんシーザー君
2ヶ月経過で全体的に一回り大きくなり葉数も増えた「たぶんシーザー」君。
一月で1枚葉が増えるといった感じです。
あのネギみたいなヒョロッとした子株がここまで育ってくれました。
最近の生育環境ですが、夏だということで室内育成から屋外の直射日光の50%遮光という環境におかれています。日光が当たっている時間ですが、おおよそ6時間くらいですね。気温は35度前後が連日続いていて少々蒸し暑いことも相まってアガベにとってはあまり好ましくはない環境でしょう。
水やりは状況を見て適宜与えていますが、どちらかというと乾燥気味になっています。
こんな環境でもめげずに成長してくれているシーザー君です。
続きます。
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