【レビュー】BRIM(ブリム) SOL 24W 植物育成ライト

BRIM(ブリム) SOL 24W 植物育成ライト
BRIM(ブリム) SOL 24W 植物育成ライト

植物育成好きの界隈では人気のブランドBRIMの24W植物育成ライトを購入してみたので、照度他いろいろとレビューしてみます。
先日に購入していた「Impremade 24W 植物育成ライト」とも比較してみたいですね。同じ24W消費で性能に差が出るのか興味あるところです。

BRIM(ブリム) SOL 24W 植物育成ライト

植物好きの間ではBRIMというメーカーの製品は人気があるようですね。ピーコは今回初めてBRIMの育成ライトを使用するのですが、人気に見合った性能を発揮してくれるのでしょうか。

仕様

消費電力24W定格電圧100V
PPFD値商品ページ参照放熱65℃(±5℃)
照度商品ページ参照周波数50/60Hz
色温度5800K/4000K難燃グレードV-0
演色評価数Ra96〜98.5寸法12.5×9.4cm
全光束2431lm重量298g
定格寿命30000h口金E26
推奨照射距離30〜150cmPSE認証取得済み

価格

低価格なのもBRIMの24W植物育成ライトの特徴と言えますね。大体3,000円代で購入することができます。2024年11月11日現在、Amazonで3,224円という手に入れやすい価格となっています。

外観

外観は他の植物育成電球とほぼ似通っています。というかこうならざるを得ないといった方が正解かもしれません。

BRIMとImpremadeを並べてみると、放熱部分の形状に違いはあるものの、大きさや見た目は似通っているのがわかります。

BRIMとImpremade
レンズ面 左:Impremade 右:BRIM
BRIMとImpremade
背面 左:Impremade 右:BRIM

ラインナップは4種類

本体色と色温度の組み合わせで4種類のラインナップから選択することができます。

 本体の色光の色
SOL 5800K  白色(5800K)
SOL 4000K  暖色(4000K)
LUNA 5800K白色(5800K)
LUNA 4000K 暖色(4000K)

いずれもレンズの交換などはできない仕様のようです。

実際の照度を測る

仕様通りの照度が出ているのか確認してみましょう。
照度の測定には下の照度計を使用しています。手頃な価格で簡単に照度が測れるので優れものです。

仕様では以下のような照度になるそうです。

40センチでの照度

まず40センチ離れた場合の照度ですが、上の図では43500Luxですから実用的な明るさですね。
それでは実際に計測してみます。

ライト直下40cmの照度

40センチ離れたライト直下の場合、仕様では43500Luxとなっていますが実測では約30400Lux程度しかありません。仕様の69.8パーセント程度の照度しかないことになりますね。

直下から10センチずれた点の照度

仕様の表示はありませんが実測で約14900Luxとなっています。

直下から20センチずれた点の照度

仕様の表示はありませんが実測で約2600Luxとなっています。

仕様どおりの照度は出ないのかな???

実際に計測してみると、「Impremade 24W 植物育成ライト」の場合と同じように仕様上の照度から3割程度低い値が出ています。
この理由として考えられるのはいくつかあります。

  • 照度計が狂っている
  • 計測方法もイマイチ正確性に欠ける
  • LED電球の個体差
  • そもそも仕様が盛られている

まだあるかもしれませんが、いずれにしても確認のしようがないので現実を受け入れるしかありません。あと、光のスペクトルも計測のしようがないのでカタログの太陽光に近いフルスペクトルといううたい文句を信用するしかありません。

照度計がおかしいんじゃね???

「Impremade 24W 植物育成ライト」と「BRIM(ブリム) SOL 24W 植物育成ライト」双方で仕様上の照度から3割程度の低下という同じ傾向がでています。このことから思いつくのは「照度計の測定値が実際より低く出るんじゃないか??」ということです。

ということで、近いうちに別の照度計を手に入れて再計測してみようと考えています。

今回の実測値はあくまで手持ちの測定器での値だということにご注意ください。メーカーが使用している測定器と気軽に入手できる簡易測定器を比較するのもなんだか間違っている気もしますしね。

仕様どおりの照度を得るには

こちらも、更に10センチ下げて30センチの距離で仕様どおりの照度を得ることができています。下げれば下げるだけ照射範囲が狭まっていくので不利には違いありません。
ここでもほぼ「Impremade 24W 植物育成ライト」と同じような傾向が出ています。
ただ、見た目ではBRIMの方が明るく照らしている感じがしますが…。

LED電球動作中の温度

動作中の温度ですが、消費電力24Wとはいえ小さい筐体なのでそれなりに熱くなります。
ざっくりと計ってみたのが下の画像で、54.9℃を表示しています。

実際に電球を握ってみたところ、かなり熱いく火傷しそうなどといった感じでありませんがさわり続けるのはちょっと無理かなといった温度でした。

温度は製品の寿命にも関連してきますが、仕様上では4時間点灯後で69.1℃となっているのでこの程度でしたら何ら問題はないのでしょう

まとめ 手軽に購入し使用できるLED電球

「BRIM(ブリム) SOL 24W 植物育成ライト」についてざっと見てきましたが、低価格でありながら植物育成に十分は性能と、使ってみて間違いはない製品といって良いでしょう。人気があるのも頷けます。

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