アガベの最高峰とも言われている笹の雪「氷山」(Agave victoriae-reginae ‘Hyouzan’)をヤフオクで購入しましたので育て方や成長記録の紹介です。
笹の雪「氷山」
この笹の雪「氷山」ですが、近くの園芸店やホームセンターにはまず売っていないのでヤフオクやメルカリなのどに頼るしかありません。
というわけでヤフオクで購入したのは11月4日、手元に届いたのは2日後の6日となりました。配達時間が短くて済んだのは幸いです。
中を見てみると小さいですが紛れもなくアガベ 笹の雪「氷山」が姿を見せました。
ずっと前から欲しかったんだとしばし感激しながら観察です。
見てて思ったんですが、根が白い。乾燥はしていますが「ひょっとするとまだ生きている根っこでは?」と思い速効でベンレート水の中へ投入しました。このまま復活してくれれば申し分ないのですが期待半分というところです。
殺菌も兼ねてこのまま1日つけておきました。どのみちこのまま植え付けるつもりだったのですが、根が復活してくれればこれ程確実なことはありませんからね。
氷山を鉢に植え込む
このまま水耕という手もあるのでしょうが、あまり難しいことは考えずに鉢に植えてしまいました。
いつもより細かい用土を使っているのは細かい根との親和性を高めたかったからです。これで植え付け後も安定した姿勢を保ってくれています。
2023.11.16 10日後のアガベ 笹の雪「氷山」
鉢植え後10日経過した氷山です。もともと成長が遅いといわれる笹の雪ですから10日間で顕著に変化があるはずもないのですが、ひいき目で見ると中心の葉が少し伸びているような気がするのですが…。
2023.11.30 植え替え後26日経過の氷山
氷山ですが少し成長しました。
上の画像と比べると中心に葉が大きく伸びて中心部に新しい葉が顔を覗かせています。おそらくしっかりと根付いたと考えて間違いないでしょう。
もともと成長が遅いと言われる笹の雪系ですので気長に見ていきましょう。
2023.12.19 植え替え後45日経過の氷山
氷山ですがさらに少し成長しました。
中心部にあった小さな新しい葉がさらに成長しています。これは完全に根付いたなと考えて間違いないでしょう。
現状では少々水をあげ過ぎている感じで常に湿っている状態ですので、根腐れを避けるためにも今後は乾燥気味な状態が保てるようにしてみます。
2024.5.25 6ヶ月経過した氷山
前回記録から6ヶ月ほど経過しました。現在の氷山の様子が下の画像となります。
6ヶ月前と比べるとだいぶ葉数も増えて成長した様子がうかがえます。毎日見ているとあまり変わっていないように感じてしまいますが、比較すると一目瞭然「立派になったなぁ」とほめてやりたいですね。
中心部分の葉がようやく笹の雪系らしくなってきました。
氷山の育成に当たって特別なことは何もしてません。他のアガベと同じように室内のLED照明下で育てています。早い遅いの違いはあっても成長しているのですから現状維持で続けます。
2024.10.29 氷山が子株をつける
順調に成長しているように見えるアガベ 笹の雪「氷山」、現在の状態です。
依然として成長は激遅ですが、5ヶ月前と比較すると葉数が増えているのがわかります。
その氷山、よく観察したところなんと子株がでていました。いまだ極小なので分かり辛いのですが、名札の所から顔を覗かせています。黒い名札の向こう側にある真っ白い奴が子株ですね。
笹の雪系は小さい株のうちは良く子吹をするというのは本当のようです。輝山もそうですしね。
このまま上手く育ってくれると嬉しいのですがね。
成長過程を随時追記していきます。
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