100均で見つけた水分計は使えるのか?

100均で面白いものを見つけました。
へ〜、こんなものまで売ってるんだ!と感心してしまったもの、水分計です。
センサー部を土にさして土中の水分量を計ることができるという優れものです。

園芸用水分計TF-2738

本体が入っている箱にも「簡易測定用」と書いてあるとおり、土中の水分量を定量的に精密に計れるのではなく、「DRYーMOISTーWET」の3段階表示で大まかに知ることができるという、本当に大まかなものです。550円ですから当然かな。

100均水分計

パッケージと本体は上の画像の通りですが、以外ときちんと作ってある感じです。
まぁ、みんな大好きMADE IN CHINAです。

下はメーター部とセンサー部を拡大してみた画像です。

センサーを土に突き刺してメーターのふれを読み取るという単純なもの。この手の製品につきものの電池はいらないようで、維持費ゼロというのは特筆すべきこと…かもしれませんね。

メーターの読み方は説明するまでもありませんが以下のようになっています。

実際に使ってみた感想

実際に試してみました。

アガベにに使っている用土の乾燥状態の時と灌水した時のメーターのふれを確認してみました。

乾燥した用土

カラッカラに乾いている用土です。水分計を突き刺してみると…

当然ですが、乾燥しているので針は振れていません。DRYだから。

水を含ませた用土

次は灌水して濡らした用土です。水分計を突き刺してみると…

おお、針が振れてMOISTをさしているではありませんか。
動いてくれたことがこんなにうれしいなんて…ひさしぶりです。
でも、水をかけてビチャビチャのはずだからWETあたりまで触れても良いような気もするのですが。
アガベ用の排水性が極端に良い用土だからかもしれません。

園芸用土で計ってみた

というわけで、普通の園芸用土でどのようになるか試してみました。

アガベ用土に比べると排水性はかなり低いので水やり直後ですと土の中はビチャビチャなはずです。
下がその時の画像です。

やはり土中の水分が多いせいか上の画像ですと目盛り4まででしたが、ここでは6まで振れています。
ということは、それなりに水分量をきちんと計れているということになりそうです。

この水分計は使えるのか??

意外なほどきちんと水分量によってメーターのハリの振れが変わるようでした。
まぁ、面白い製品ではあるものの、では日常使うかというと「使わないだろうなぁ」というのが正直な感想です。

小さい鉢では使いにくい

センサー部の棒が直径5ミリ位あるのでアガベの子株に使うような小さな鉢だとたとえ5ミリでも用土に突っ込む気がなかなかしないんですよね。根っこ切れちゃったらどうしよう…とかね。

もっ大きな4号・5号の鉢ならためらいもなく差し込めるのですが「小さい鉢にあえて使う必要はないかな」といったところです。
用土の乾燥度合いくらいは手で持ち上げてみれば重さで解りますしね。

結論

とりあえず、つかわね!いらね!!

いらね!

以上

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