パキポディウム・デンシフローラム実生からの成長記録

今回は塊根植物パキポディウム・デンシフローラムの実生からの成長記録です。

パキポディウム・デンシフローラム

デンシフローラムは美しい花を咲かせる丈夫で育てやすいパキポディウムだそうで、ピーコのような塊根植物初心者にはピッタリと言えそうです。

日本では「シバ女王の玉櫛」とも呼ばれているみたいです。

2022年10月21日 種から育てるデンシフローラム

実生ですので種を購入しなければなりません。

今回はYAHOOショッピング内にあるPLANT BROTHERS(プラントブラザーズ)さんで購入しました。

このショップは「多肉・塊根植物の希少な種子を取り扱い、実生苗や現地株も数量限定で販売している」のだそうで、こまめに見て回れば意外な希少植物が見つかるかもです。
あと発送も早いらしく、注文後2日で種が我が家に届きました。

価格ですが、デンシフローラム種子10粒(1粒入っていました)で880円、送料220円でした。

画像左が購入時のパッケージ、右はデンシフローラムの種をベンレートで殺菌しているところです。ベンレートへは12時間ほど浸けておきました。
初めは水に浮いていた種でしたが12時間後にはすべての種が水を吸って重くなったのか沈んでいました。

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2022.10.23 播種(種まき)

ベンレートでの殺菌が終わったところで早速種まきに進みます。

いつものプレステラ90に培養土を投入、最上部にバーミキュライトではなく赤玉土の細粒を厚さ5mmほど敷いています。赤玉土にしたのは明確な理由があるわけではなくほんの気まぐれです。

画像ではわかりにくいですが種を乗せてあります。

この状態で室内・25℃・腰水管理で発芽を待ちます。
腰水にはカビ予防でベンレートを規定濃度に溶かしたものを使用しています

2022.10.25 いまだ変化無し

種まき後2日たちますがいまだ変化無しです。
室内といっても外は晩秋、季節が良くないのかもしれません。

2022.11.3 今回も発芽しませんでした…

う〜ん、かなり残念な結果です。

アガベ・モンタナパキポディウム・恵比寿笑いに続いて今回も発芽には至りませんでした。

種も用土も念入りに消毒したつもりだったのですが、なぜかカビが生えてしまいあっという間に広がってやられてしまいました。

慌ててしまったので画像を残すのを忘れました。

調べてみると、腰水にして密閉してしまうと湿度が必要以上に上がってしまいカビやすいとの情報が見つかりました。
次回はちょっと種まきの方法を変えてみようと思う。

ということでパキポディウム・デンシフローラムの種子を再度購入しました。

2023年2月18日 デンシフローラム2度目の種まきです

大分期間が空いてしまいましたが、パキポディウム・デンシフローラム2度目の種まきを行いました。

今回は期待を込めていつものSeed Stockさんで種を購入。いつものように10粒の注文に対して12粒が入っていました。

種まきの手順はパキポディウム 恵比寿笑い、ホロンベンセの実生・種まきから発芽までとほぼ同じですが、カビ防止策として腰水は行いましたが湿度を維持するための蓋はあえてしませんでした。カビやすいからです。その代わりといっては何ですが、乾燥を防ぐためにこまめな霧吹きでしのぐことにしました。

2023年3月4日 相変わらず発芽しにくいデンシフローラム

2月18日の種まきから14日経過したパキポディウム・デンシフローラムの様子です。

種まきの手順が良くないのか12粒蒔いたうち現在発芽しているのは3粒のみ。残りは発芽する気配もありません。全滅するよりははるかにマシですが、同時に蒔いたパキポディウム・エニグマチカムは同じく12粒蒔いて11粒発芽と非常に成績が良かったのと比べると相変わらず発芽し難いのでしょうかね、デンシフローラム。

続く

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