アガベ モンタナ・パラサナで試す種まきから発芽(実生)まで

おはこんばんにちわ、ピーコです。

アガベモンタナとパラサナの種子を購入しましたので、種まきから発芽までの経緯を追っていきます。

アガベの播種(種まき)の手順

アガベの種子はパキポディウムの種子などと比べると外的要因に強いらしくそれなりの条件を整えてやれば容易に発芽してくれます。
とはいってもやはり勘所というべき部分もあるので、一般的な種まきの手順を一通り追ってみましょう。

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1. ご希望のアガベの種子を購入する

アガベを種まきから育ててみようというからにはまず種子を入手しなければ始まりません。

アガベ育成の達人でしたら海外(主にドイツか)なら個人輸入などをしている方もおられるようです。しかし最近はアガベはブームになっているせいか国内の通販サイトで容易にアガベの種子を購入できるようになりました。

ピーコも簡単に入手できる通販サイトをよく使用しています。

ピーコがよく利用する通販サイト

私、ピーコがよく利用している通販サイトさんです。使い勝手も良いのでオススメです。
ただ、人気のアガベの種子は売り切れとなっていることが多いので定期的にチェックするかメールアドレスの登録などで入荷情報をいち早く知ることが欲しいアガベの種子を手にするためのコツかもしれません。

Seed Stock

Seed Stockさんは、本店yahooショッピング店があります。本店でユーザー登録をしておくと入荷情報を登録メールアドレス宛に発信してくれますので非常に便利です。あと、インスタグラムやツイッターでも入荷情報を発信している(メールよりこちらの方が先に入荷情報が流れるんだそうです)そうなのでこちらもチェックしておくと買い逃しがなくて助かりますよ。

Berrry&P

Berry&Pさんはyahooショッピング店楽天店があるようです。
ここではyahooショッピング店で2回ほどアガベの種子を購入しています。
どの種子も発芽率良好で生きの良い種子を入手することができました。惜しむらくは取り扱っているアガベの種類が少なめなこと、売り切れが多いこと位でしょうか。

多肉植物ワールド

この多肉植物ワールドさんもよくチェックしているお店です。残念ながらいまだに購入したことはないのですが、多肉植物関連全般を扱っているお店なのでこまめにチェックしておくと希望の種子を購入できるかもしれません。

フリマなど

最近流行の個人間売買(業者さんもいますが)であるメルカリやPAYPAYフリマ、ヤフオクなどにもアガベやパキポディウムなどの種子が多種出品されています。
オンラインショップで見つからない場合はこちらもチェックしてみると人気で品薄な種子が意外と出品されていたりします。

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2. 種子の殺菌:1000倍希釈のベンレートにつける。

購入したアガベの種子を殺菌するため、ベンレート(農薬)の希釈液に数時間から1日付けておきます。

種子をベンレートの希釈液につけておく。

正直なところ、種子の殺菌はしなくても大丈夫なことbが多いのですが念のため殺菌しておきます。
アガベの種子は丈夫なので経験上播種から発芽までにカビが生えたことは一度もないんですよね。
水につけてふやかしておくと発芽率が向上するという利点もありますので無意味ではありません。

ネームプレート(名札)は必須

種を蒔いた時はアガベを区別できるようにネームプレート(名札)はきっちりと付けるようにしましょう。記憶に頼ると複数の種を蒔いた場合など時間がたつとワケがわからなくなってしまいます。そうなると大きく育つまで何というアガベを育てているのかわからない状態になってしまいます。

名札は几帳面に付けておく、これ重要です。

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3. 鉢と用土の準備

まず種まきに使う鉢ですが、今回はスリット鉢(3号)を使います。他にはよく使われているプリステラ90とかプラ鉢とか適度な大きさのものであれば何でもOKです。

たくさん蒔く時は種まきプレートとかいろいろと手段はありますので状況にあった方法で決めて下さい。

3号スリット鉢

用土

用土は自己流で混ぜ合わせたものを使います。
水はけが良ければ問題ないので気軽に考えて下さい。
つくるのが面倒な場合は市販の多肉植物・サボテンの用土などを購入して使用すれば大丈夫です。
但し、そのまま使うのではなく細かな微塵だけはふるいにかけて取り除いておいた方が良いです。

使用した用土は

  • 硬質赤玉土小粒
  • 鹿沼土小粒
  • 軽石小粒
  • 赤玉土細粒

を使いました。

赤玉土小粒・鹿沼土小粒・軽石小粒をそれぞれふるいにかけて粒の大きさを合わせてから同量の割合(1:1:1)で混ぜ合わせます。基本用土はこれで出来上がりです。

混ぜ合わせるとこんな感じです。

赤玉土細粒は用土の一番上に薄く敷き詰めるためのものですのであとで使います。

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鉢に土を入れていく

まず初めにスリット鉢には大きめの軽石をそこから2cm位まで入れます。

次にませ合わせた基本用土を軽石の上に2cm位入れます。
その上にオルトラン(害虫予防)とマグァンプ(緩効性肥料)を適量入れます。

白い粒がマグァンプとオルトラン

さらに基本用土をスリット鉢の8分目くらいまで入れます。

その上に赤玉土細粒を厚さ5ミリほどで敷いていきます。

できたらじょうろで水をかけるなどしてこの段階で微塵抜きをしてしまいます。
たっぷり水をかけて微塵を抜いてあげて下さい。

水がきれいになるまでたっぷりとかけて下さい
これで出来上がりです。ここにアガベの種を蒔いていきます。

念には念を入れて用土を熱湯消毒したりする場合もあるようですが、パキポディウムなどとは違いアガベの種子は強いので特に必要ないと思います。
今まで何種類かのアガベの種子を同じ方法で発芽させてみた経験上、種子が発芽しないことはあってもカビたという例はありません。

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4. 播種:用意した用土の上に種を蒔く

用意した鉢に種子を蒔きます。
今回はSeed Stockからアガベ モンタナ・アガベ パラサナの2種類を10粒ずつ購入してあるので、4つの鉢に5粒ずつ蒔くことにします。

と思っていたのですが、種子の数を数えてみたところ各12粒だったので1鉢に6粒まくことになりました。

先の細いピンセットで1粒ずつ蒔いていくのですが、濡れている種がピンセットに張り付いたりして結構手こずりました。ま、それも楽しいんですけどね。

1鉢にもっと蒔けるんじゃね?

1鉢に10粒まいてしまえばと感じるかもしれませんが、密集させると発芽したあとにだんだんと育ってきた場合葉が重なったりするのを極力避けたいのと、発芽後しばらく(2〜3ヶ月)は植え替えなどせずそのまま育てたいのでほどほどにの数にしています。

1鉢に6粒ずつ蒔いていきます。モンタナの種がひときわ大きいです。
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5. 腰水:乾燥しないように

種子を蒔き終わったら、プラスティックコンテナー(ダイソー製330円)に入れてしばらくの間は腰水管理とします。
種子にもほどほどの水分が必要なのと発芽した苗は乾燥に弱いので腰水で常に水分を与えておこうというわけです。

6. 室内LED管理

播種したアガベ達は腰水で室内の植物育成用ライトを当てながら発芽を待ちます。
うまくいけば2日ほどで動き出すのではと予想しています。
今回購入した種子が新鮮であれば良いのですが、こればかりは実際に発芽させてみないとわかりませんね。

植物育成ライトはAmazonで購入した3,500円程度の廉価品ですが、狭い範囲であれば結構明るく照らしてくれます。

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8月13日 播種2日経過 変化無し

変化無し、おかしいな?イヤな予感…

8月14日 播種3日経過 パラサナ1粒発芽

ようやくアガベ パラサナの1粒から根が出てきました。
残りはすべて動きがありません。なんだか全体的に遅いな??

8月15日 播種4日目 変化無し

モンタナの1つからも根らしきものが出ているような出ていないような…
それにしても変化がないのはどうしてだろう?

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8月17日 播種6日目 何だかおかしい…

相変わらずハッキリと発芽したのはパラサナの1粒だけ状態が続いています。
さすがにおバカなピーコでも「何かおかしい??」と思い始めています。

で、思いついたのですが「気温が高すぎるんじゃね??」ということ。

このところ酷暑続きで屋内といっても常にエアコンを付けているわけではないので、最高室温は33℃を超えることもあります。

ということは腰水の温度も33℃ですか??

アガベの適正な発芽温度は20℃〜25℃のようなので、ひょっとして「種が煮えちゃったのか???」疑惑が膨らんできます。

パラサナが1粒発芽しているじゃんと思われる向きもあるかもしれませんが、この1粒は温度に対する抵抗力があった…根性があっただけのことじゃないでしょうか。

きっと発芽するかしないかギリギリのところで温度が高すぎたのではと推測しました。

発芽したパラサナの状況。

根がうまく用土に潜り込めず倒れてしまっていたので自立できるように植え直しました。
今のところ元気に成長しています。発芽してしまえば多少気温が高くても大丈夫なようです。

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水冷で25℃キープ

水温を下げなければということで何をしたかというと水冷式の腰水です。水中発芽かな?

アガベを置いているのと同じ部屋に都合良く熱帯魚が泳いでいる温度管理の行き届いた水槽が設置されているんです。

水槽用クーラーで常に水温25℃を保つようにしてあるので、この中にアガベの種を沈めておけば発芽の適正温度25℃に保てることになります。

現在の水温

やったことはというと、

  • 小さなプラコップに植物活力剤(今回はリキダス)を適正量溶かし込んだ水を入れます。
  • そこにひとまずアガベの種を回収します。
  • アガベの種が入ったプラコップを水槽に浮かべておきます。

これでリキダス入りの水温を25℃にキープできるはずです。

実際の状況は下の画像のような感じでしばらくの間様子見で放置です。

種が煮えてなければこれで発芽するのではと淡い期待を描いています。
うまく発芽したら元のスリット鉢に戻すことになるでしょう。

うまくいくかな??

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8月18日 アガベ パラサナほぼ発芽、モンタナ沈黙

昨日水冷で発芽温度キープのアガベ パラサナ&モンタナですが、変化がありました。
温度を下げてやったからなのか環境が急に変わったからなのか、発芽した原因はハッキリしませんが素直に喜んでいます。

アガベ パラサナ ほとんど発芽というか発根

下の画像をご覧下さい。かたくなに発芽してくれなかったアガベ パラサナでしたが、ほとんどの種子から小さな白い根が顔を出しています。

こういった水中で発芽させると根がくるくるとスパイラル状になってしまうようです。
浮いた状態なのでどちら方向に伸びていったら良いのかイマイチわからないのでしょうか?

アガベ モンタナは沈黙中

パラサナに比べてモンタナはほぼ変化無しで沈黙したままです。
水が白いのはちょっと様子がおかしかったのでカビよけのベンレートを追加したせいです。
長い間過湿でふやけた状態だとカビが出やすいのでしょうか、念のためのベンレート投入です。
もう少しこのままで様子を見ます。

アガベ パラサナは土に戻す

パラサナは根が出たので元の土に戻します。
小さな根が潜り込みやすいように表面にバーミキュライトを少し敷いておきました。

小さな根を折らないようにつかむのはピンセットでも神経を使います。
これでうまく育ってくれるかどうか、パラサナの生命力に期待しましょう。

8月19日 モンタナはダメみたい

更に1日経ちましたが例のモンタナ、ほとんど変化がありません。
下の画像を見ても1粒も発根していないのがわかります。高温で煮えちゃったのでしょうか?

水を替えたので透明になっていますが種にはベンレートがまとわりついて取れません。
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8月21日 パラサナ順調、モンタナ沈黙らしい

アガベ パラサナすべて発芽

18日にモンタナを土に戻しましたが、その後は割と順調に育ち始めています。
紆余曲折を経て一時はどうなるかと思ったのですがまずは一安心です。パラサナはね。

ちょっと見にくいですが、12粒がすべて発芽してくれています。
右端が一番初めに発芽した根性苗で、まっすぐに屹立しています。

あと、根がグルグルスパイラルでも用土において少し埋めてあげれば支障なく育つみたいです。

アガベ モンタナすべて沈黙

モンタナはイケマセン。その後も変化がなかったので水槽から出して放置、温度を上げてみたのですが全く動きがありません。おそらくすでに死んでいるのではないかとかんがえています。
もうしばらくはそのまま様子を見ようとは思っていますが…期待できないかな。

8月27日 モンタナはダメでした

種まきから16日経過し紆余曲折ありましたが、モンタナの種子は予想通り発芽することはありませんでした。

7日経っても全く変化無しのモンタナ君でした。茹だっちゃったのでしょうか??

パラサナは成長中

なんとか発芽させることができたパラサナは何事もなかったかのように成長中です。

9月5日 アガベ パラサナに本葉出現

モンタナは発芽することはありませんでしたが、パラサナはその後順調に成長中です。

脱落した苗もなく、本葉が出始めています。

苗の根元部分を拡大してみた画像です。

本葉が顔をのぞかせているのがわかります。

播種から26日経ちましたがアガベとしては平均的な成長かなと思います。

まとめ あなたなりの種まきを極めよう

これまでの種まきの手順と内容はピーコの種まき手順で、単なる一例です。
人それぞれに生育環境や好みが違うので、播種(種まき)の方法や手順も千差万別です。

アガベは発芽条件さえ整えてやれば簡単に発芽するし、発芽してしまえば脱落していく苗もあまり記憶にありません。

意外と簡単にできるアガベの種まき・実生を楽しんでみませんか。

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